スメラルドの花言葉

防弾少年団に転がりついたアラサー。

180429_ましゅまろお返事スレ②

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>私も初めて彼ら…というか推しを見たとき、あまりのスタイルの良さにくらくらしました…!それと、月並みですがステージ上のオーラも。彼らがステージを魅せるときの自尊心が、拳でぶつけられる感覚。本気と実力と彼らは言いますが、まさにそれを感じられるステージだと思います。

 

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>…!ありがとうございます!うれしいお言葉…もし似ているとしたら、彼に影響を受けてよい方向に自分を変化させていけてるのだと思います、本当に推しを見ると背筋が伸びます(笑)

 

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>もしかしなくても元ギャです!最後に行ったのはヴィドールの解散ライブです。(7年前…)

 

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>それまでの待つ時間から時空が歪んだかのような、まるで5秒のような30分間でしたね…幸せでした…

 

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>ありがとうございます!!

 

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>韓国語は、オタ活で覚えられます!わたしが好きになった頃はKPOP自体がもっとマイナーだったので、情報を手に入れるためには自分で読むしかなかったのもあります。翻訳機使って全体翻訳してから、変なところをグーグル調べたりしながら直していくというのをずっとやってました…!

 

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>ひい…たくさんありがとうございます!甘いもの食べられないですが愛は食べます!

 

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>ましゅまろ投げていただき、ありがとうございます…!考えることが好きなので呟くのは楽しいですが、いつも長文でうるさいと思われてないかなぁと心配してました(笑)うれしいお言葉ありがとうございます。これからもしゅちむをよろしくお願いします!(?)

 

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>ありがとうございます…!クサズは本当にハワイぼんぼやでやられました…わたしは陰陽でいうと陰のほびちゃんが性癖なのですが、じゅにの前だと陰でも陽でもない、新しくてそれらしい、可愛いほびちゃんが見られて幸せです…

 

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>悩んでいますが、このあと来年の春まではとにかく仕事が重要かつ最優先なので微妙です…しくしく

 

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 >はじめまして!なむじゅんぺんのしゅちむシッパーぽえむ語りおばさんです!

 

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 >こちらこそ、いつも見ていただいてありがとうございます!わたしが彼らに興味を持ったのはまるで映画のような物語性ですが、今は少し考えが変わってきました。映画や小説のように読んだり見たりするだけではなく、わたし達自身がその物語の中に組み込まれていく感覚。どんな映画よりも文学作品よりもリアルで未知で絶えず変わりゆく、これが防弾少年団という作品なんだと思っています。

しゅちむをどうぞよろしくお願いします!(???)

 

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>わ〜、そう言っていただけるとうれしいです!アイドルの彼女問題は難しい問題ですが、わたしは彼らが、別に彼女ぐらいいてもいいよ!と思わせてくれる程の努力、ステージを見せてくれることが本当に凄いと思っています。

 

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>おっ、あるきっかけが気になる。わたしは花様年華のコンサートのメントで心を奪われました。個人的に、歌やダンスも好きですが一番は言葉に惹かれるタイプで、なむじゅんの紡ぐ美しい言葉達を自分なりに理解し、日本語で表現したい。その為には彼の人となりや思考を理解し、ストーリーを読み解く必要があると思ったのがこのアカウントをはじめたきっかけでもあります。言葉の装飾的な美しさはその場かぎりで紡ぐこともできますが、彼が他と違うのは変わらない部分と変わる部分があり、変わる部分を認識していることだと思います。一本、筋が通っていて昔からずっと変わらず表現しているものがある。その隣で彼が生きながら様々なものを見て経験して、変わっていく思考も教えてくれる。そして、経験を重ねるほどに「話をするのが難しくなる」という葛藤。

わたしは適当な人間なので、彼のそういう一歩一歩確かめながら踏みしめていく人生と正直な表現に強く惹かれるのだと思っています。知れば知るほど、全ての言葉が繋がっていく。彼のようなアイドルには、はじめて出会いました。

 

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 >わたしは一番基礎の部分(ハングルの読み書きと超基本の文法)は授業で学びました。その後は独学です。というのもまじめにテキスト開いた勉強ができないタイプなので、オタ活の中で必要に応じて覚えていきました。だからやたらオタ用語だけ強くて日常的な表現に弱かったりします(笑)分からない単語はとにかく検索検索!です!

 

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>今調べたらaladinで売ってたので海外配送にすれば買えると思います〜!

 

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>えーん、ありがとうございます!リプライは本当にいつも全然返せなくて…ましゅまろに感謝…

 

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>ありがとうございます!わたしや周りはKPOP好きになって10年目ぐらいなので、いつも「はじめてハマるのがバンタンの人ってどう思うんだろう…?あまりに素晴らしすぎて他に行けないのでは…?」って話したりしています。(笑)わたしの個人的な意見ですが、10年見ててもここまで素直に応援できるグループも事務所もいません。勿論理由は様々ありますが、とにかく努力の結果で売れてるので文句がないんです。売れてないと気になっちゃうことも、売れてるし、なぜ売れてるかがわかるから文句がないというか…。私も最初は若いファン層にどきどきしていましたが、知るほどに大人にものを考えさせてくれるグループだと思います。アーミー同士、これからもよろしくお願いします!

 

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>おそらく同世代のアミさん…!うれしいです!おとなアミ語り飲み本当に楽しいので輪を広げたいですほんと(笑)日本酒アミ会を…

いつも見ていただいて、ありがとうございます!

 

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>ふふふ…しゅちむの沼へようこそ。

気づかなかったというと、本当にわたしはまだまだ彼らを知らないので毎日が新しい発見です。特に今更新しているBURN THE STAGEは彼らの裏側が見られて、毎話メンバーへの関心も好感もあがってます…!

 

 

180302 [Hi #ミュージック]防弾少年団J-HOPEはなぜ音楽を無料で公開したか(記事訳)

 

entertain.naver.com



防弾少年団のJ-HOPEミックステープという形式で自身初のソロ作品を披露した。J-HOPEミックステープを披露するのは、防弾少年団のメンバーとしてRM,SUGAに続く3番目だ。1年をかけて念入りに製作したと知られている今回のJ-HOPEの音源は計7トラックに達している。J-HOPEは自身のミックステープを全曲無料で聴けるようにした。国内だけではなく、海外まで爆発的な人気を博しているボーイバンドメンバーのソロアルバムにもかかわらず、商業的な意図を徹底的に排除したのである。

▼ミュージシャンの謙遜と真正性

J−HOPE防弾少年団でデビューし、6年目の歌手として全世界で最も重要な舞台に絶えず上がっているところだ。しかし、自身の音楽的なアイデンティティを表現したのは今回が初めてで、ソロミュージシャンとしては完全に新人だという姿勢を示している。J-HOPEミックステープは、「まだ最終的に完成された作品ではない」という前提を持っている。billboardアワード、AMAsのステージにあがる世界トップクラスのボーイバンドのメンバーではあるが、今回のミックステープは低姿勢に謙虚な態度で大衆の冷静な検証を待つという意味だ。実際公開されたJ-HOPEの音源クオリティはミックステープと呼ぶには勿体ないくらいだ。既存のよく知られたビートとトラックを使用するという簡単な方法をとることもなく、録音とサウンドも卓越している。

このような凝った音源の無料配布という方式は、音楽に対してのJ-HOPEの真正性を証明する。ミックステープという形でのソロアルバム発表は、チームが有名になった後で認知度と話題性を土台にソロアルバムを企画して商業的な利益を得る業界の慣行に逆らうのだ。実際、一枚のアルバムを100万枚以上売りさばく防弾少年団のスケールを考慮した際、無料公開という方式はビジネスの常識から完全に外れている。単にアルバム販売量だけではなく、正規ソロアルバムを発売したときに期待できるソロ公演、各種MD商品企画などを考えると、商業的な目的を排除しよう、という意図が明確に見えてくる。あえてそこまでする必要があるのか、と問いたい気分になるぐらいだ。それほどまでに徹底に「お金より音楽」と言いたいのだ。

▼探して聴く音楽の価値

J-HOPEミックステープをSound Cloud,Google,Mediafire,Dropbox,DatPiffなどを通じて発表した。このような無料配布方式はアクセス性がやや劣る。逆説的には無料配布音源であるからして「探して聴かなければ」いけないということだ。オンライン音源とストリーミングの時代に入り、音楽の消費方式は過去と比較して極めて受動的になった。各音源サイトのおすすめシステムとランキングの順位が新しい音楽を選ぶ方法となって久しく、CDショップの前で好きで並んで好きなミュージシャンのアルバム購入を待つというのは珍しい風景となり、ただ象徴的なことになってしまった。モバイル機器を介して簡単に音楽に接することができるという利点と引き換えに、音楽を軽く消費して簡単に忘れるようになったのだ。デバイス環境の変化に伴う当然であり自然な現象ではあるが、音楽を作る人々にとっては違う。過去も現在も変わらず精魂をこめて作る作品が、どのような姿勢で消費されるか、リスナーたちにどんな価値を認識されるかは創作者の立場からは雲泥の差なのだ。リスナーの立場としても同じだ。自分が待って探して見つけた音楽と、どこからか流れてきた音楽の意味は全く異なって残る。聴く楽しみ、音楽が与える感動、音楽と共に記録される思い出は言うまでもない。

▼所属会社ビッグヒットの信頼

冷静に言えば、アーティストがお金にもならない音楽を作ることを所属会社が喜ぶはずはない。特に国内外で殺人的なスケジュールを消化している防弾少年団のメンバーが収益のない個人活動に時間と努力を投じることはチームの活動に影響を与えるという点で憂慮されもする。たとえ本人が曲の製作から録音、ミックス、マスタリングまで全ての作業を全部主導して進行すると言っても同じだ。もちろん長期的に見ればアーティストの成長はさらに大きな付加価値を期待できるようにする肯定的な投資が明らかだ。しかし、所属アーティストの潜在能力がその時に見つかるのか、あるいはいつその価値を金銭的に回収できるほどに成長するかは断言できない心境なのだ。J-HOPEミックステープについて所属会社の容認が合理的な投資の方法として見ることができるかは疑問だ。

それにもかかわらず、ビッグヒットはJ-HOPEだけではなくメンバーたちのミックステープの製作について正規アルバムにも劣らないサポートを惜しまない。ビッグヒットはミックステープのタイトル曲である「Daydream」のMVを製作した。Vライブを通じたミックステープのリリースプロモーションも進行した。所属歌手に対しての愛情と全面的信頼がなければ進行しにくいことである。理由はシンプルだ。前述したように、アーティストの成長が目的であるからである。それがたとえ金銭的な利益として戻らなくても、J-HOPEがソロミュージシャンとして堂々と世界に立つことができることで十分だという姿勢だ。私たちの大衆文化が単に金銭的利益を生み出すために組まれたアルゴリズムとしてのみ作用しているのではないという証拠であり、どんな方式で新しいアーティストが生まれるかを見せてくれる部分なのだ。

 

BTS歌詞和訳:06.Airplane

6. Airplane
Produced by j-hope, Supreme Boi
(j-hope, Supreme Boi)


あの時の俺をもう一度思い出す
乾いた大地が俺を燃やした時
あの青い空を見て走ったね
飛びたかった あのAirplaneで


まだ俺は信じられないよ
光州育ちの飛行三昧
高く高かった夢の座席で
美しい世界の上を飛んでるんだ
いつも乗る時は
初の日本行きで感じたトキメキ
まだ思い出すんだ
それが俺の夢を飛ばしたから
今を作ったから
Everywhere
今やIssue Man フラッシュが光る時
安全な到着に祝福を込めて
God Bless


あの時の俺をもう一度思い出す
乾いた大地が俺を燃やした時
あの青い空を見て走ったね
今は思い切り飛ぶのさ Airplaneで

誰かは俺をすごく悪く言うよ
その誰かたちは嫉妬も寂しくしてる
気にしないさ ただ笑えるようになった
Drink Champagne in my Airplane

雲の上で毎日
雲の上で毎日
雲の上に俺のFeel
雲の上にCheck it 
雲とのコンビネーション
雲と一日中
雲に乗る面白さ 雲を見てFade in, 
お前らは知らないね Maybe
何年間かの飛行のおかげで
マイレージだけで何十万って時
果たせないお前らを慰めてあげる時だね
その飛行ポイントでプレゼントするよ
Love 機内モード
神経は全部Off, 誰がなんて言っても
ただファーストを守り抜いて
夜空を見るよ 
今の俺の座席に合わせてね


あの時の俺をもう一度思い出す
乾いた大地が俺を燃やした時
あの青い空を見て走ったね
あの時を思い出すよ このAirplaneで


誰かは俺をすごく悪く言うさ
そいつらは嫉妬も寂しくしてる
気にしないさ ただ幸せなんだ
成功を感じる in my Airplane

BTS歌詞和訳:724148 (Agust D)

724148 / AgustD 
(2016年8月リリース mixtape "AgustD"より)
*724=大邱のバス番号 148=ソウルのバス番号


音楽をやるんだと調子乗って何年も経ってない
大邱で音楽をやるならうまく行ったって音楽学
院長にでもなるんだろ、なんて考えが俺を殴る
どうせ一度きりの人生
なんだって一度は一等になってみねぇと

勉強では獲れなかった一等
音楽でなら獲れる気がした
周囲では十中八九 “コイツまたふざけた病気かかってんな”
よく見てろよクソ野郎 お前らがまた負けんだよ

とりあえずもっと格好良く音楽やるんなら
一旦大邱は出ねぇとなって思った Uh
坊主の高校生の力強い足取り
一つのオーディションポスターの前でFade out

バン・シヒョクが開催するラップ大会だってよ
バン・シヒョクつったらあのペク・ジヨンのあれ あ~
「銃に撃たれたように」作った人じゃないっすか?兄さん
そんでクルーのヒョン達と大会に出ることになった

とりあえず決戦にいくには予選を通過しろってよ
ok その程度なら楽勝だろ まぁ
ラップしろって渡されたビートはスパッと全部変えちまって
編曲を始めた 見ろよ、どんなヤツが
こんな風にするだろう
お前らが俺ならこうしたか?
どの会社がよ、ん?
こんな天才は嫌だって言うだろうよ

会社の立場からすればyo 福が転がってきたんだよ
漠然とした自信 それが俺の成功の本拠地
過ぎたことだから話すけど 予選の翌日
電話が一本 地域番号は02(ソウル)

2010年11月7日 ソウル入城
カンナムも大したことねえな 大邱の田舎者が先制攻撃
その日の夕飯はクールに外食
what the fuck レシートに目が回ったよ
月の生活費はわずか30 Shit
根拠もない金ってモンを誰よりも知ってるから
始めた明け方のバイト uh
そのせいで登校時間は毎回違う uh
学校に行きゃ みんな金持ちんちの子供達
俺の一ヶ月の生活費の何倍も酒代につぎ込む
そんでクソが 何?何だって?金がないとか嘯く
shut the fuck up クソが くちばし閉じとけよ

成功が欲しい?no 俺はただ金に困ってる
格好良く、なんて言葉も忘れちまって久しい
夜は練習して明け方にはバイトして
そうやって疲れた体引きずって学校に行けば
寝てるだけだった俺が 20歳になっちまった
卒業の風景はかなりダサい
一晩中ギャンブルしてたあのクソどもが?
卒業プレゼントだっつって外車を乗り回す
それはまぁ羨ましい
羨ましいよ 畜生 世界は不公平
とっくに知ってたけど
誰かは15坪の2ルームに15人ぐらい 一緒に暮らしてて
誰かは格好良く卒業したばっかで外車を乗り回す

okokok 覚えとけ
デビューはすんのか?って言葉 置いてけよ
1年後 見てろよこの野郎 俺が何をやってるか
お前はそんときTV見て連絡してくるだろうよ

 

 

AgustDのアルバムがiTunesSpotifyにて公開された&日本のiTunes album top10入りを記念して…
ラップのため特に意訳の部分が多いです…!

180128[単独インタビュー]防弾少年団「音楽で投げかける話題、共に悩んでくれたら」②

www.yonhapnews.co.kr

 

--過去5年間、Soundcloudで多くの非正規音源を公開しましたが、「根気・マメ」と言った点で他のアイドルと差別化されていますね。

 

SUGA:

マメだと言われると不思議な感じがします。特別な理由があるのではなく、音楽が好きで、発表するのが楽しいからしていました。それでこそ非正規音源を理解することができます。製作者がビジネス的に接近すれば本当に話にならないんです。「これをどうしてリリースするんだ?」という言葉を本当にたくさん聞いてきましたが理由はただひとつ、すごく面白いから。作って発表して反応をもらい、テキストでは伝えるのが難しい言葉や本気を音楽で表現できます。僕たちは表現をたくさんして、SNSをよく活用するグループだと言われますが、非正規音源の発表もそのうちのひとつの方法です。10曲オリジナルトラックで出すことは易くない決定でしたが、ただやりたくてやったとしか言いようがないです。こういう過程が、僕たちのアルバムの助けになります。昔出した非正規音源は考えが多く角が立っていた時期に作ったものなので、個人的には惜しさもありますがそのおかげで鋭くエッジが効いた感じがあります。僕の人生のターニングポイントのひとつであり、音楽的により発展したと思います。

 

--青春シリーズである「花様年華」アルバムがリリースされるまでに、音楽の方向についてたくさん悩んだことがわかります。試行錯誤があったのか、どんな過程を通して方向性を掴んだのでしょうか。

 

RM:

ビルボードにランクインしたりMelonチャートの何位に入るということを離れても音楽的な試行錯誤は常にあります。過去の試行錯誤が「大衆とファンにアピールしながら僕らのアイデンティティを守る方法は何か」というものだとしたら、今は聞いてくださる方が増えたので「DNA」に続く次のタイトルを持って取り組んでいます。目に見える成果が、大小の試行錯誤を通じて出てきたように、次のタイトルも多くの試行錯誤を経ていくと思います。4年前の曲「Danger」がMelon54位にチャートインし、その日中にチャートアウトになって家を出たまま戻らなかったのですが、その時期を覚えていますから今は感慨無量ですし、これからも試行錯誤を続けていかなければと思います。

J-HOPE:

防弾少年団として活動をしながら、僕たちも勉強しています。ひとつのテーマを決めた時、どのように自分の言葉を伝えるのが良いだろうかとたくさん悩みます。

 

--今までに発表したアルバムを見ると、テーマは異なれど同年代が共感できるメッセージを伝える一貫性があります。7人のメンバーそれぞれの異なる考えを集める方法は。

 

SUGA:

作業方法は、ひとつのテーマとひとつのビートの中に皆が参加するということです。その状態で基準点がひとつあるべきなので、プロデューサーが最も良いものをピックし整理した末に完成します。僕らはいつも基準が明確なものをやってきました。善悪についての話をたくさんしましたから。「誰が見てもこれは正しい、誰が見てもこれは間違っている」そういう誰でも考えられることから始めたので、共感を得ることができるんじゃないかと思います。

 

--歌詞を見ると「誰かがしなければならないが、誰もしてこなかった話をする」という点で1990年代の「ソテジと子供達」のような香りもしますね。

 

RM,SUGA:

そのお話はソテジヒョンも仰いました。僕たちに公演のオファーもしてくださいました。

(彼らは昨年ソテジのデビュー25周年記念リメイク音源プロジェクト参加し、ソウルチャムシルオリンピック競技場で開かれたソテジの記念公演も共に飾った。)

 

--歌うたびに満ち足りるような歌詞がありますか。

 

SUGA:

僕はTomorrowの「陽が昇る前の夜明けが一番昏いから」という詩が一番好きです。書く時も詰まることなく書けて。

JK:

「海」の歌詞である「希望があるところに、必ず絶望がある」が何だかわからないけれど心に届きました。

RM:

僕は最近書いた歌詞の中で「Best of me」が気に入ってます。ファンARMY達へ伝えたい言葉ですが「優しい波でありたかったけど、君が海なのだとなぜ知らなかったのだろう」という部分です。自分なりに、ファン達にとって優しい波のように大きな助けになりたいと思っていましたが、気がついてみるとファンの方々が僕よりも遥かに大きく、僕を作ってくれる存在なのだと分かった、という意味なので好きです。

J-HOPE:

僕は2つあります。一つは「2!3!」という曲の「花様年華のその花になってくれて」という歌詞で、ファン達のことをいう言葉ですが美しいです。その意味そのままに、いつも歌うたびに感情が乗ります。僕たちにとって「花様年華」は意味のあるアルバムで、ファン達が美しい花になってくれました。もう一つ「EPILOGUE:Young Forever」の「永遠に少年でいたい 僕は」という部分ですが、時間が経つほどに考えるパートになると思います。

JIMIN:

EPILOGUE:Young Foreverの歌詞すべてです。僕らが公演をして過ごしながら考えてきたことがよく溶け込んでいてたくさん泣いた曲です。

V:

RMヒョンの歌詞がすべて好きです。EPILOGUE:Young Foreverの歌詞はすべて好きですが、一つを選ぶなら「誰かに声をあげさせることができて」「永遠に少年でいたい 僕は」という部分です。

JIN:

「2!3!」の「大丈夫 いち、に、さんで すべて忘れよう」です。僕が回避型の人間なので、悪い思い出はすべて忘れます。僕はいつも今が幸せであろうとするので、僕にとってその歌詞は心にぐっと届くんです。今を幸せにするなら、悪い記憶はすべて忘れようと思いながら生きてきました。

 

--次のアルバムを準備中ですが、どんなメッセージに進化する考えですか。

SUGA:

まだ大きなイメージだけがあるのでお話できる段階ではありません。僕ら同士で昨年のツアー中から話してきたことは「幸福」でした。幸福とは果たして何であって、幸せになるにはどうしたら良いのか。僕は幸せになろうとすれば幸せにはなれないと考える人間ですが、どうしたって幸せになろうという努力はしなければならないと思います。勉強し、研究してみなければと。幼いころから幸福が何なのか、幸せになるにはどうしたらいいかということをたくさん考えてきました。誰も教えてくれたことはないみたいです。僕らが話題を投げることで、多くの人が話を交わし始めると思います。


RM:

僕も昨年の初めまで幸福というキーワードに捕われていました。けれど少し前に日本に向かいながら新聞のコラムを読んでいたのですが人間は決して望んだ幸せを勝ち取ることができない、とありました。遺伝子がそのようにできていて、幸せを永遠に得ることができないということです。人間は欲望のために産業革命、科学の発展などの目標を達成してきましたが、ひとつを達成すればまた他の部分で欠乏を感じるという内容でした。僕たちも1位を獲れば幸せなのに、また新しい目標ができて。その文章に納得がいきました。それで幸福よりも、今僕らが話している「LOVE YOURSELF」でそれなりの結論を探してみようとしています。「LOVE YOURSELF」は自分を愛するための過程を探すものです。僕の夢はビルボード1位でもなく、自分をきちんと愛してあげることです。自分の醜さやみすぼらしさに何億回直面してもたどり着けないようで。今は運がよく「LOVE YOURSELF」というコンセプトに出会ったので、この情緒を充実させながら僕が僕をより愛する方法に一歩ずつでも近づいていきたいです。そのテーマには、暗さや孤独など、話せることが多いです。

 

―「1Q84」「デミアン」などの文学書籍からインスピレーションを受けて歌詞を書き、「春の日」のミュージックビデオには短編集「風の十二の方向」に収録された「オメラスを歩み去る人々」を引用したりしました。最近読んでいる本は?

 

SUGA:

最近本をよく読みました。アーリーアダプターらしくデジタル機器を愛していましたがアナログに戻ってきました。もう一度幼いころのように、文字を書き本を読み始めたのですが、精神科医であり作家のエリザベス・キューブラー=ロスの「ライフ・レッスン」を少し前に読みました。彼女の本が何冊かあります。最近読んだのは日本の作家・吉本ばななの「彼女について」です。

RM:

僕も吉本ばななの「キッチン」が家にあり、読んでいます。

J-HOPE:

童心に帰り、昔読んだフランスの小説家、ジュール・ヴェルヌの古典科学小説「海底二万マイル」と「80日間世界一周」を読み返してみようとしています。最近、童心がリラックスさせてくれます。

V:

最近読んでみようと努力した本は、フィリップ・チェスターフィールドの「息子よ、君はどう生きるか」です。

 

K-POPの代表格として、韓国語の曲でもK-POPが愛される固有の価値やDNAはなんだと思いますか。

RM:

K-POPは総合芸術である「トータルアートパッケージ」です。音楽とミュージックビデオ、メンバー別のキャラクター、YoutubeSNSで公開するコンテンツ、ファッション等、エンターテインメントの要素が多いジャンルです。大衆に親切に多様な楽しみかたを与えます。ファンたちは歌詞に共感しながらツイッターにあがる日常の映像や写真を見て、僕たちの性格を知っていき親近感を感じます。K-POPは嵌り込むブラックホールの入り口が多いです。

 

SUGA:

K-POPという単語が出来てからそう長くないので「K-POPはこういうものだ」と決めて話すにはまだ僕たちがやるべきことがたくさん残っています。ビルボードK-POPカテゴリーがまた作られたように、何かが一歩また始まりゆくようです。何だと断定するにはまだ早計だと思います。

180128[単独インタビュー]防弾少年団「成功の秘訣はSNSではなく本気+実力」①

www.yonhapnews.co.kr

 

―MIC Dropの歌詞にあるSwagにだれもが頷くでしょう。歌詞のとおりに「トロフィーで鞄がいっぱい」な年になりましたね。

 

J-HOPE:

振り返ってみると、僕自身も誇らしいと思えるほどにたくさんの成果を出せた一年でした。成果の源はファンの方達が頑張れるように力強く応援してくれたおかげです。 

JK:

授賞式でもアメリカのエレンのトークショーでも、震えた記憶はありません。ファンたちを信じていたから。そのとき「歌手という職業を選んだ僕の道は正しい選択だった」と感じました。

JIN:

うーむ、去年はさらに格好良くなったみたいです。これ何年か言い続けてるのでファンたちは理解してくれると思います。はは。ファンたちとのコミュニケーションをよくとった一年でした。コンテンツが多様化し、さまざまな方面でコミュニケーションをとり、ファンたちと共に(成果を)つくりあげました。

 

--さまざまな業界で防弾少年団の成功の秘訣と経済的な価値を分析し、政治界ではそのコミュニケーション方法を学ぼうとするレポートまで出ました。洗練された音楽、青春と交感する同時代的メッセージ、「カル群舞」、親しみのあるSNSコミュニケーションなど、さまざまな要素が集約されているけど、メンバーたちが考えるポイントはなんですか?

 

RM:

この質問を数え切れないほど受け、僕が代表として200回以上答えたかと思います。回答をしながら徐々に整理されていくのですが、これが最新バージョンです。バンシヒョクPDの選球眼に心からの賛辞を送ります。僕らがヒップホップクルーとしてスタートしましたが、バンPDは社会に必要な話をする仲間が必要だと考えられました。僕たちは実際、そういうことを具現化できるラッパーだったし、パフォーマンスの実力を備えたメンバーもいました。防弾少年団の大きなキーワードで見れば成功の秘訣は「本気+実力」だと思います。「本気」は大衆の目にすべて見えます。しかし人々は、SNSでコミュニケーションをよくとっていることにだけ注目します。もっと重要なことは、僕らが歌手であって音楽とパフォーマンスのクオリティが無条件に良くなければならないという点です。それを備えた状態で、僕らが伝えたい本気とメッセージ、僕たちが着実にしてきたコミュニケーション頻度が合わさってその全てをバンPDが選球眼をもって押し出してくれました。自由をくれて、僕らも「プレイヤー」として「ハイリスク」を背負いながら「ハイリターン」をしました。会社と僕らのボールが半々で、企画社とアーティストがビジネスパートナーとして協業関係を結んでいくという側面では、望ましいモデルだと思います。

 

SUGA:

僕も気になってたくさん考えてみました。一つの言葉で表現するには難しく、誰かがしなければいけないことだけれど誰もしてこなかった話、僕はそこから出発したと思います。最近、年初でソワソワとして「昔はどうやって音楽を作ってた?」と振り返ってみると、最初からバンPDはそうでした。小さな作業室に座って「お前はどんな話をしたいんだ?このビートのテーマを考えてみるんだ。」と。僕らはその時「好み(趣向)を尊重しろ」「なぜ学校や社会に対して話をする人がいないのか」から始めたようです。一番残念な点は、僕らを分析する際にSNSでだけ成功したとされることです。少し前にファンミーティング社会をみるキム・センミン先輩がPodcastで僕たちに対し「良く出来るのに、一生懸命やるから勝つことができない」と賞賛してくださいました。それを聞いて「本当に俺たちがやってきたことを感じてくださっているんだな」と思いました。この点を知っていただくまでに5年がかかったと、じんと来ました。

 

--昨年はまるで「記録製造機」でした。もっとも象徴的なことはビルボードでの成績とアルバム販売量でしたが、感動的に迫ってきた数値は。

 

RM:

MIC Dropミックスビルボードのメインシングルチャートである「HOT100」の28位に初めて進出したときです。幼いころから見てきた「HOT100」に僕らの名前があることが衝撃的でした。通常アメリカでは「HOT100」のトップ40に入るのが全国的ヒットと言われますが30位以内に入ったことが素晴らしかったです。 

J-HOPE:

僕はアルバムの販売量がぐっと響きました。僕らが制作した音楽がこめられたアルバムが大きな数値で販売されたという点に感動がありました。

SUGA:

正直数値や記録にこだわりはしません。去年は本当にたくさんのことがありましたが、僕はAMAの舞台がもっとも記憶に残りました。幼いころTVで授賞式を中継しなかったのでインターネットで探して見て育ちました。出演も感激なのに、功労賞を受賞されたダイアナロスの直前にステージで公演をするということが本当に信じられない状態でした。

 

--特にアメリカでの反応は熱かったですね。現地のファンたちがラジオステーションに楽曲を申請するキャンペーンをおこない、ビルボードのランキングにパワーを与え、今もMIC DropはHOT100に8週連続、LY承Herのアルバムはビルボード200に15週間侵入し、人気が衰えることを知りません。現地のファンたちはどんな部分で情熱的な反応を見せましたか。

 

SUGA:

僕らを愛してくれる方式や表現は韓国もアメリカのファンたちもそう大きくは変わりません。あえて挙げるなら、そこのファンたちは僕ら同士でいる姿が好きでした。何をやるにも一緒にいたのが特異ケースに見えたようだ。

  RM:

似た脈絡ですが、結果的にファンたちもファンである以前にコンテンツを消費する大衆です。その方々が「コアなファン」になるのは、目には見えない差異を区別しているからだと思います。パフォーマンス、ビハインドなどの動画コンテンツで感じる僕たちのケミストリーと本気、音楽とクオリティの高いパフォーマンスが結合すると、それより強力な武器はないように思います。その点が言語の壁を越えてラジオに僕たちの歌を申請する起爆剤になったと思います。

 
―アメリカ3大トークショーに出演しましたが、ビハインドエピソードはありますか?

 V:

一番記憶に残っているのは「あなたたちのファンはどうしてこんなに情熱的なのか」「どうやってこんな素敵なファンたちを得たのか」という質問でした。(なんと返事をしたのかと聞くと)英語がじょうずなRMが全部返事をしてくれました(笑)

 RM:

当初3社のトークショー全て、ステージだけちょっとする予定でしたが、製作陣が現場にきたファンたちのテチャン(※一緒に歌うこと)と反応を見て、その場でゲームとトークなど、 MCと共にするコーナーを追加しました。エレンとのトークも無かったのですが、エレンが僕らのファンたちを見て「だめだ、何でもいいからもっとやろう」として作ってくださいました。それはファンたちの力です。

JIN:

僕らが一言ずつなにか言おうと通訳のヒョンから格好いい単語と文章を教えてもらって覚えたのですが、質問をよく理解できず、返事もきちんとできませんでした。Vがきっと出てくる確率が高いと予想される質問を一晩中準備していたのですが、できなくて可愛かったです。

 V:

(返事を書き留めてある携帯のメモを探して見せ)ステージに関して予想される質問と回答をすべて覚えておいたのですが、エレンが質問をしませんでした。通訳のヒョンはかならず「この質問をする可能性が高い」と言ってたんですが…(笑)

 

―2013年のデビュー時から少年と青年の夢と現実を直視し、SUGAのミックステープの「the last」という曲でもアイドルスターを夢見ていた時代の現実との乖離感、憂鬱感と強迫観念などの本音を打ち明けました。練習生時代を振り返ったとき、不安のエネルギーをどのように克服し、今この夢のどこまできたと思いますか。

 

SUGA:

不安感と孤独は一生共にあるようです。それをどのような方式で解いていくかに大きな意味がありますが一生勉強しなければいけないと思います。状況と瞬間ごとに感情は大きく異なって、毎瞬間悩むことが人生だと思います。だからこの記事を通して多くの人々に「俺はまだ不安だし、あなたもまたそうだから、一緒に探して学んでいこう」と言いたいです。僕は夢が無かったことがありませんでした。その夢を全部成し遂げてきました。練習生のときは歌手としてデビューし、音楽をするのが夢だったし、デビュー後は1位を獲ること、1位を獲ったなら大賞を獲り、日本とアメリカへ進出すること。正直ビルボードやAMAまでは想像もできなかった遠い話でしたが、成し遂げました。今は以前よりも明確な夢に向かって走る感覚はありませんが、最近になって考えが変わったことは人間としての価値と幸せも重要で、それに到達するにはまだ遠かったということです。歌手としてたくさんのことを成し遂げましたが、昨年一年はターニングポイントになる時期だったと思います。僕はまだ26歳でしかなくて、デビュー前から数えると音楽を10年以上やってきましたが、これからもっと長くやっていくことだからです。本当によく考える年初です。

 

RM:人間は両価的な感情を同時に考えるようにプログラミングされているようです。その点が人間を万物の霊長に、他の世界を支配するようにした原動力だと言います。愛しながら別れを考え、成功を感じるときには墜落と失敗を同時に考えることが我々の遺伝子の中にあります。SUGAヒョンの脈絡と似ていますが(不安は)影のようです。もう少しだけ僕のケースでお話しすると、父が25年間の会社生活で耳鳴りを発症しました。仕事に集中したり、好きな仕事をしているときは症状には出ませんがストレスを受けていたり、絶望的な状況に直面したとき生活に支障が出るほどに辛かったと仰いました。誰かにとって耳鳴りとしてあらわれる不安は影のようで、僕の身長が伸びればさらに大きくなり、夜になればさらに長くなることもあります。だから、心の中にある反対側の両価的感情を克服するとは言えず、ただ人間は誰しも必然的な孤独や暗闇を持っていかなければいけないため、避難所が必要だと思います。昔、僕には唯一のものが音楽であり、運よくそれを選択して良い仲間達に出会い、職業的・経済的に成就しました。だから僕は不安感とむしろ友人となれるよう、避難所をいくつか作り出しました。フィギュア収集をすること、好きな服を買うこと、知らない土地に行って人々がどのように生きているか見ること、バスに乗って知らない土地で降りて歩いてみれば僕がこの世界から遠く離れてはいないのだと、距離を縮めるきっかけになります。そうして不安が分散されるんです。

 

--それでも経験を溶かしこんだ歌詞を見ると、この5年間つらい時間が多かったと思いますが。

JIN:

僕はそういう瞬間を回避するタイプで、ゲームをしながら別の人生を生きてみようとします。ゲームをすれば全く違う性格の自分として生きてみることになります。最近、ゲームをまた始めたのですが10年前にゲームをしていたときに出会った友達と偶然会いました。もちろん実際に会ったことはなく、IDでだけ知っているサイバー友達です。だけどなんだか嬉しかったんです。幼い頃の思い出がよみがえり、楽しかったです。

JIMIN:

どうしても今が一番寂しくて疲れる時期だと思います。僕らはいつも幸せであるとお話ししてきましたが、何かつらい瞬間が訪れたときに理解してくれる人々、友達、家族がひとりもいないという考えに至ったときに寂しいんです。少し前にしたことですが、僕らの歌をもう一度聞いて、僕たちがライブをした動画を探して見ると心が少し落ち着きました。